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楽天的アジア人ライフログ。ときどき旅人。

東アジアの新しい日。

2018.4.27

Today would be a very historical day and they have took one step to forward moving on to the new chapter of East Asia.

 

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韓国の文在寅大統領と北朝鮮の金正恩委員長が板門店で面会。

 

面会時の映像を見ながら、何か込み上げるものがあった。
物心ついたときから韓国と北朝鮮という国は全く別の国であるという認識だった。それが常識だと疑わずすらいて、韓国人の温かさだとかパッションとは真逆の冷淡無情な国だと思っていた。きっと偏った情報ばかり、興味本意に得ていたから。(脱北者談、在外北朝鮮国営レストランの話、拉致のニュースとか)

 

大学時代の講義で“日本が戦後東西に分断されてもおかしくなかった”という話。また学士卒業研究だった韓国軍隊文化のリサーチのために読んだ本に書かれた“仮想敵国は北朝鮮だが果たして同じ民族を不倶戴天の敵とみなすことができるのか”という一節。こういった断片が、わたしの中で何だか消化できずに、ずっと残っていた。

 

分断されているのは当然ではないと、痛みと苦しみと悲しみの産物だと改めて噛みしめた。同じ言語で通ずることができるのに。

 

それに起こるはずないと、イメージすらもしたことないような光景を目の当たりにした驚き。なんとなく微笑ましい様子の、両国のトップ2人。(おじさん2人みて、涙出るってなかなか無いと思う)歴史的瞬間を、それも、こんなにもポジティブな出来事が生きてる間に起こってよかったなあ。平和って、意外にも、そっと訪れるものなのかな。

 

それにしても、分からず屋!!!だと思っていた金正恩氏、1年でこんなに変わったんだなあ…去年の5月なんかミサイルやらで、韓国やばいから行かない方がいいよって言われてたのに。何だかんだ言って、若いし、海外で教育受けてたし、柔軟でグローバルな人なのかも。そう思ったら、日本はどんどん遅れをとる一方なのか…

 

様々な問題は抱えているけど、実際に相手と会って会話を交わすこと。

どんなにコミュニケーションツールが発展しても、それぞれで声明を出し合っても、人と人が会って、話す。これが重要なんだと思う。

 

いろんな意味で良い姿を世界に知らしめた、彼らに、今の日本は到底、敵わない。

 

唯.