フィリピンへ引っ越してから、1年が過ぎました。
学生として1年、社会人として1年、トータルで2年経ったマニラ生活。
住んでいるエリアも違う、関わる人も全く違う、食べているものまで違う、同じマニラだけど違うことだらけの、それぞれ1年。
マニラのなかだけでも、これだけ、さまざまな人の生活があるってこと。
日本で暮らしているときより、格段に、何気ないことへの有難みを噛みしめることがある。
うーん、もちろん良いことも悪いこともありました。
生活するということは日本でもマニラでも変わらないわけだし、アップダウンはつきもの。
それでも、わたしはマニラでの生活がとても気に入ってる。
わたしにとってマニラ生活が快適であるからで、これが他みんなに当てはまるかと言ったら、そうではないはずで。
1年暮らしてみて、感じたこと、学んだこと幾つか。
海外で生活する。
これはフィリピンへ引っ越した最大の理由。普通に働いて、週末に買い物して、掃除して、ご飯作って、家賃とか光熱費払ってっていう、日常を海外で過ごしてみたかった。
まだインフラが充実していない部分もあって、日本で感じたことのない不便さも、もちろんある。
とりわけ、東南アジアに住めるのは、このどうしようもない不便さを楽しめるかどうかっていうのが勝負だと思う(笑)
“他の人と同じじゃない方が、面白いじゃん”という自分の心に耳を傾けたキャリアを積む。
仕事という切口で見れば、新卒海外就職というまだまだ知られていない選択でもあったし、学校を卒業してすぐに海外移住するというひともまだ少ない。
これって今までは”当たり前”だったのかもしれないけど、学校を卒業して海外に住んでみたいってひと、多いんじゃないかな。
やっぱり、道が舗装されてないところは歩かないひとが多いし、そこに道があることすらも気付かないひともいる。
新卒海外就職に関しては、他の記事で詳しく書いています。
他の人と同じじゃないってことは、もちろん不安もあるけど、頑張るというか、頑張れるというか…だって、誰のせいにもできないから。
キャリアや将来に対してだとか、自分の人生に対して自分の責任感を、余計に感じているのかもしれない。
そんなに大それたことじゃなくて、そんなこと含め自分で決めているから、生きている心地がする。
だけど、ふとした時に、大好きな友達が近くにいないのはつらい。週末お家にひとり、っていうのも、かなり心に応えた。
(こうやって弱さをみせる強さも、多少手に入れたんじゃないかと思う。)
だから日本に帰ったら、家族や友達を、うんと、大切にします。恩返しの日々。
もっといつも優しくありたい。
家族や友達が周りにいてくれる有り難みや、その人たちを大切にするっていうのはフィリピン生活から学んだこと。
いつもサンクフルで、楽観的で人生を楽しむこと、これはフィリピン人に教わった。
自分の思うことは表現する。
これだけのことが、どれだけ生活を豊かにスムースにしてくれるか。
東南アジアで生きるタフさも身に付いた。
今まで何不自由なく暮らしてこられたことに感謝する気持ちを忘れないように。
悪いことは良いことの反対側にあるとは思っていなくて、悪いことは常に良いことへシフトできるものであるとも信じてる。
それに気付くことができるかどうかが大事!
寂しいこともあるし、悩んだりもしたけど、私はフィリピンへ引っ越してよかった。
1年が過ぎて、慣れてきて、自分の中での生産性が落ちてきたような気がしています。
やっぱり慣れというのは、人の特性で最も恐ろしいものだと思う。
もっと色んなことを考えながら、充実した毎日を、よく生きていきたい。
いいリマインダーだ。
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唯.