ホームシックになった話。
年明け早々、ホームシックになる。
五月病みたいな、どんよりとした気持ちの毎日が続いた。大概のことは、寝たら治ってしまうのに。夜はなかなか眠れないし、朝も暗い気持ちと一緒に目が覚める。なんだろうこれ、ってずっと考える日々。
そもそも、ホームシックがどんな気持ちの状態なのか分かってなかったし、体調を崩したことが長引いているかと思ってた。
学生のときから、留学やら研修で、お家に帰らないことなんて平気だったのに。まさか、わたしがホームシックになるなんて!
段々と、ホームシックかもしれない、と理解することができて、それから気持ちはだいぶ楽になった。
似たような環境にいる友達と話して、ほとんど治った。ありがとう、とても感謝しています。
友達が必要だと、強く感じた時期にもなった。
マニラへ越してから、くだらないお喋りに付き合ってくれる人が身近にいないこと、これが気付かないうちにストレスになっていたよう。
日本にいたら、ママとか妹とか、ベストフレンドたちに話してたような、内容のないお喋りとわたしのジョーク。
お友達は頑張ればできるものじゃないけれど、頑張らないと人と知り合うチャンスもできないから。根暗だし、ピッキーだし、なかなか難しいけど努力している途中…
(人と人との繋がりは大切にしていこうって、年始にも思ったんだった。)
ホームシックから2、3週間後、5か月ぶりに日本に帰国しました。
家族に会って、大好きなお鮨やさんのお鮨も食べて、電車にも乗って、髪を切って、スーパーでお買い物して、お風呂に浸かって、畳の部屋で寝て、土日のみの弾丸帰省だったけれど、充実大満足の帰国。
ベストフレンドたちに会えずじまいだったのが、心残り。はやく会いたいな。
唯.